焚き火に適した木材は、一般的には乾燥していて、燃えやすく、火持ちの良い木材が選ばれます。
どちらの木材も特性がありますので、具体的な使い道や好みに合わせて選ぶと良いですが、それぞれの特徴をお伝えします。

広葉樹（シラカバや樫など）
◆特徴
・火力が強く、油分、ヤニも少なめで灰も少ない。
・煙が出づらいので、焚き火調理に向いている。
・樹皮は燃えやすく、着火剤として使える。
・硬くて重い木材が多く、燃焼中に煙が少ないことがあります。
◆利点
・燃える熱量が高く、長時間の焚き火に適しています。
・煙が少ないため、焚き火の煙を気にせず楽しめる。


針葉樹（杉や松など）
◆特徴
・軽く、比較的早く燃える特性があります。
・燃焼中に多くの煙が発生しやすいことがあります。
・硬さや密度は種類により異なりますが、一般的には比較的柔らかいです。
◆利点
・燃える熱量が高く、取り扱いが容易。
・天然の防虫効果があり、虫が寄りつきにくい。


選び方のポイント
【早燃性が求められる場合】
針葉樹が適しています。キャンプなどで手軽に火をつけたい場合に便利です。

【長時間の焚火が求められる場合】
広葉樹が適しています。長時間の火持ちが期待でき、焚き火を楽しみながら暖をとることができます。

【煙を極力避けたい場合】
広葉樹が適しています。一般的には煙が少なく、快適な焚き火体験ができます。

また、焚き火に使用する木材は、その地域やキャンプ場の規則にも注意が必要です。
焚き火には好みや使用状況によりますので、具体的なニーズに合わせて選ぶとことをおすすめしています。